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再開、休演、見合わせ、打撃続きの宝塚

前回、星組観劇の感想を書いてから約1か月、ブログを更新できていませんでした。

そしてその間、宝塚では再び何かが起こっていました。

目次

花組の休演

2月9日に初日を迎え、約1か月間滞りなく上演が続いていた花組トップ柚香光さんと、星風まどかさんの退団公演。

コロナ禍にトップスターに就任した柚香さん体制の大劇場公演は、これまでずっと、どこかで休演になってしまい、完走できた公演はありませんでした。

退団公演だけは全日程できるといいな、できそうだなと思っていた矢先の3月2日、公演はストップしてしまいました。

そして本日、3月2日~3月7日までの休演と、3月8日からの公演再開が発表されました。

繰り返される当日直前の休演

公表された理由が「複数の出演者から新型コロナ陽性が確認された為」という事で、仕方ないといえば仕方ないし、もちろん演者も悔しいだろうし残念だろうと思うのですが…

開演1時間前の発表って遅すぎない???!

しかも今に始まった事ではないのです。

コロナ禍に入って4年。

先月には帝劇ミュージカルの初日延期(準備不足の為)が炎上し、その後の対応も話題になったはずで、いくらでも対策だとか、もっと早く発表するだとか、対応に何らかの進化があって然るべきではないのかと疑問に感じます。

しかも休演になった日は土曜日で、恐らく遠方から新幹線や飛行機に乗ってしまった人も少なくなかったでしょう。

大阪や近隣県から来るファンでも、とっくに電車に乗っているような時間帯。

なぜ直前まで発表を引っ張るのか。

コロナであれば、ある程度は予兆などもあるはずで、生徒からの連絡も遅くとも朝には入っているはず。

ここが全然進化していない、改善もする気がないのであれば、観客離れは免れないと思います。

約1週間で再開するのは駆け

5類になり、いくら欠席日数が短縮されたとしても、感染力まで短縮されるわけではなく、それも花組の場合は複数の感染者との事なので、新たに集団感染の危険もあり、また更に公演が止まってしまう可能性もあります。

無理はしてほしくないですが、今回はトップの退団公演ともあり、最短での再開に踏み切ったのでしょう。

私も来週の週明けに観劇予定なので、当日どうなるか怖いですが、祈るしかありません。

代役公演の可能性もありそうですね。

その場合も当日ではなく、あらかじめ知らせておいてほしいです。

星組新人公演の中止と振替検討

これも今日発表されたニュースで、出演者の体調不良により3月7日に予定されていた新人公演が中止になりました。

新人公演主演の大希颯さんが、今日、本公演で休演になっているとSNSで目にし嫌な予感がしていましたが…

宝塚に労基が入った関係で、本来2回あるはずの新人公演が、東京公演での1回しかできない現状。

初主演だし、1回しかない新人公演で、今どんなに悔しい気持ちか想像すると、こちらまで辛いです。

振替を検討という事で、振替できるとしたら本公演で同じく労基の関係で間引かれた3月19日か、3月28日の午後公演になるのかなというのが皮肉ですが、なんとか新人公演が無事できますように。

宙組公演の上映作品見合わせ

そして最新のニュースがこちら。

宝塚歌劇百十周年紀念奉舞『宝塚110年の恋のうた』
ミュージカル『FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)』

■宝塚大劇場:2024年5月17日(金)~6月23日(日) 
■東京宝塚劇場:2024年7月13日(土)~8月25日(日)

上記につきまして、現状を踏まえ、上演作品の見合わせの必要があると判断いたしました。宝塚大劇場公演の初日に向け、現時点で通常スケジュールでの進行が難しいことから、上演作品『宝塚110年の恋のうた』『FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)』を変更のうえ、公演初日を変更させていただきます。

https://kageki.hankyu.co.jp/news/20240305_4.html

もう公演が5月に迫っており、本来ならばポスターや集合日、チケット販売など、出ているはずのものが音沙汰なく、どうするのだろうとずっと気になっていました。

先週の遺族側会見を見て、やはり無理だろうとも思っていました。

先日の週刊誌では、ファイナルファンタジー側のスクウェア・エニックスが「2月中までに遺族と合意に至らなかった場合は上映を取りやめること」と要請していたと報道されていました。

2月の遺族側の会見では、到底まだ合意ができない感じの内容だったので、今回のこの結果となったのでしょう。

というか、逆にスクエニ側はよく2月まで待ってくれたなという感じで、驚きと感謝と申し訳なさがあります。

版権物のファイナルファンタジーが出来ないのは理解できるとして、宝塚オリジナルであるショーも取りやめになるのはなぜでしょうか。

ただの推測ですが、やはり組として機能していなくて、出る人数も少ないかもしれず、本来のようなお稽古もできず、公演内容がお芝居やショーじゃない可能性すらも感じます。

そうなった場合2時間半、1か月何をやるのだろう…。

まとめ

お正月公演や外部公演の盛り上がりで薄まっていた話題が再び一気に噴出し、劇団はもちろん、やはりファンもこれらの問題を見て見ぬふりをすることはできないのだなと改めて感じました。

本来、現実や辛い事を忘れる為に観てきた宝塚に、今また現実を見せられ、不安になっている現状って一体なんなのだろうと思う事もあります。

とりあえず今はどの組も、公演が無事再開できる事を願うしかない3月の夜です。

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