本日、なぜこのタイミングだったのかは謎ですが、Yahooニュースに劇団理事長のインタビューが掲載されていました。
内容は、宙組に関してと、これからの事。
一読しましたが、個人的に受けた印象は相変わらず、のらりくらり現状維持、というメッセージにしか感じられませんでした。
下級生からの意見を取り入れたり、公演スケジュールの見直しなど、改革も進めているらしいのですが、果たしてうまく機能しているのか、以前文春に取り上げられた記事も引っかかり、疑問が残ります。
公演を再開した宙組で弔意が無かった点について
「非常に悩んだが、遺族のいない場で軽々と弔意を口に出来ないと思った」
その後、宙組公演について「(遺族からの)意見はいただいていない」
とし、やっぱちょっとずれてるな、またご遺族を盾にしてない?と感じてしまいました。
記者会見で「証拠があるならお見せ頂きたい」と遺族の心を抉るような言葉を出した事が、未だに響いているのかもしれません。
2025年の正月公演が宙組に当たる事も、あくまで「歌劇は5組」での運営という観点から、正月公演に
「歌劇団としての迷いはございませんでした」とあります。
これも、すごい貫いてるなとは思いますが、迷いはなかったのか…と驚きました。
世間的な反応とか、もう前ほどは騒がれないだろうって算段があるんでしょうか。
宙組の再編についても「今のところ今のメンバーできちっと進めていきたい」
なぜ事件当時の体制維持に拘るのかも分かりません。
宙組プロデューサーすら変わっていません。
恐らく、今の体制では組替えも無いのでしょうが、110期生は組配属が当然のように5組が対象となっており、彼女たちの今の心境は如何ほどだろう、と勝手に思いを巡らせてしまいました。
このインタビューが出た同日に、劇団ホームページには宙組の全国ツアーの先行画像も公開されていました。
なんかもう神妙にしつつ、全力のスルー力でここまで来たって感じがします。
先週、東京宝塚劇場で公演中の宙組公演に、前トップと前トップ娘役、前組長3人が揃って観劇に来たという目撃情報を目にし、それも非常に驚きました。
SS席に3人揃っていたそうですが、もうほんと凄いなと思います。
世間がどう騒ごうと、劇団も現役もOGもそうなのだから、むしろ未だ違和感を持つ事の方が悪いような気がしてしまいそうになります。
もう、みんな前へ向いているのだから、つべこべ言うなと言われそうな側に立っているようです。
でも、やはり違和感は消えないので、残念ながら体制が変わるまで、変わったとしても宙組に関しては観れるかどうか分かりません。
この件に関しては、未だ暗い気持ちになってしまいます。
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