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星組1789休演延長で手持ちチケットが1枚消えた話

先日6月2日(金)に初日を迎え、翌朝に公演休止が発表された宝塚大劇場公演「1789」

その日のうちに6月8日(木)までの休演と、以降の予定は6月7日(水)にお知らせしますとの公式発表がありました。

そして本日、引き続き6月15日(木)までの休演延長が発表されました。

星組 宝塚大劇場公演『1789 -バスティーユの恋人たち-』は、出演者の体調不良が判明し、公演実施が困難なため、6月3日(土)~6月8日(木)の公演を中止させていただいておりますが、引き続き、6月15日(木)までの公演を中止させていただきます。

https://kageki.hankyu.co.jp/news/20230603_1.html

私は15日のチケットを持っていたのでこの回の観劇は完全に消えてしまいました。

絶対に観たい公演で、友の会やプレイガイド、貸切など頑張って頑張って挑んで掴んだ2枚のうちの貴重な1枚…。無駄に申請してしまった有給休暇…。

これまでも何度か公演中止により手持ちのチケットが消えた経験はありましたが、今回ばかりは本当に落ち込んだというかショックでした。それは5類移行後も公演休止になる事を想定していなかったからです。

目次

5類移行後の宝塚大劇場の様子

ちょうど1か月前の5類移行直後に大劇場で観劇した感想としては、ほぼ以前の観劇体制が戻ってきたような体感でした。

観客のマスク着用は任意ですが、劇場内でのマスク着用率はまだ高めでした。(特にトイレやロビー)

入り口の検温消毒、規制退場は無くなり、貸し双眼鏡の再開、ラウンジやトイレのパウダールームも開放されるなどアフターコロナ後の宝塚大劇場は以前の日常を取り戻しつつありました。

そしてこの「1789」から念願の客席降り演出の再開も告知されるなど、本当にファンとしても以前の観劇スタイルが戻りつつあるのが嬉しくて嬉しくて。その思いはファンも恐らく演者やスタッフの方々も同じものだったと思います。

5類移行後の公演中止のショック

これらの日常を取り戻しつつある社会や宝塚において、もし万一、組内でコロナに罹患した演者がいたとしても、恐らくこれまでのインフルエンザや怪我による扱いと同じように「代役」を立て、公演は続いていくものだと思っていました。

まさかまたあの悪夢の公演中止が起こるとは思ってもいませんでした。そんな事がまた起こるなんて思いたくありませんでした。

今回5類移行後にも公演中止が起こった事で、今後の公演もまた突然中止になる可能性があるのではないかという怖さも感じてしまったというのが正直な感想です。

当日の朝、宝塚駅に向かって休演を知ったファンや、宝塚ホテルでチェックアウト時に休演を知ったファンの事を想像するだけでも同じファンとしてとても胸が痛みます。

過去の大量休演者による対応例

近年で大量に休演者が出た公演で覚えているのが2016年雪組「るろうに剣心」

Amazon Prime Videoにて880円で観れます↓

当時自分もチケットを持っていて複数回観劇したのでよく覚えています。

インフルエンザにより、主要メンバー彩凪翔(武田観柳役)含む6名が休演となりました。(時差あり)

確か当日2時間程遅れて幕が開き、彩凪さんの代役を真那春人さんが務めました。歌も台詞も多くクセの強い役を急遽こなした真那春人さんが凄すぎるし拍手喝采で代役と気付かなかった人もいたとか。

奇しくも今回1789に出演で退団予定の有紗瞳さんも当時の休演メンバーに含まれています。当時はエトワールだったので前回も今回も本当に言葉にならない程の悔しさだと思います。

2009年の宙組「カサブランカ」

恐らくこちらもインフルエンザの影響か、時差はあれど公演期間中に計16名が休演し大変な状況だったようです。こちらの公演も代役で乗り切り公演中止には至りませんでした。

星組1789は何故公演中止になったのか

5月31日、複数の体調不良者が確認された為に初日の開演時間を2時間半遅らせて開演すると発表がありました。

もうこの時点で若干ヤバそうな雰囲気は感じたのですが、なんとか休演者なしで初日の幕は開き、レポートによると体調不良者の存在を感じさせない程の圧巻の舞台で、客席降りも予定通り行われたようです。

この判断で休演が長引いてしまったのではと少し思っています。無理して幕を上げてしまったのではないかと。

もし今までのように初日の日程を少しずらすなどの対応を取っていればどうだったのだろう、客席降りも急遽中止にしていたらとifを考えても仕方ありませんが、やはり少し考えてしまいました。

過去の例から見て恐らく数名のインフルエンザなら代役でなんとか幕を下ろさず公演を継続したのではないのかなと思います。コロナだとしても5類移行後なので恐らく同じ対応になるのかなと思っていました。

どちらにしても、代役が追い付かない程の人数か、主要メンバーの多くが体調不良の可能性が高いのかなと思っています。(あくまでも個人の勝手な予想です)

特にコロナの場合は、私も罹患した事があるのですが本当に症状は個人によって違い、軽い人もいれば、私の場合は強烈な喉の痛みと後遺症として3か月咳が止まりませんでした。

普通の社会人でも本当に日常生活がままならないほどに辛かったので、舞台人なら尚更この症状が出てしまってはとても舞台に立つのは困難ではないかと思います。

無理はしないでほしい

ファンとして観たかった舞台が観れないのは悲しいし残念な気持ちではありますが、まずは出演者の方々が無理をせず気に病まないで復帰に努めて頂きたいなと思っています。

どんなに予防してもなる時はなるし、最近またクラスターも発生しているし、私の応援している宝塚OGの望海風斗さんも、菊田一夫賞で憧れの天海祐希さんと同時に授賞式に臨むはずだったのにコロナに罹患してしまい「こんな大事な時に健康管理ができない自分がとても情けない」とコメントしていました。

演者の方々は私達が想像できないくらいのレベルで悔しく、やるせない思いを抱えていらっしゃるのだろうと思います。どうかまた素敵な舞台姿でお会いできる事を楽しみにしています。

まとめ

宝塚においても日常生活においても、まだコロナが5類に移行したからといってコロナの症状が軽くなったり無害になったわけではない事をもう一度頭に置かなければいけないなと感じました。

あくまでも変わったのはルールのみです。そこに慣れが生じて日常を取り戻しつつありますが、まだ全部が元通りに戻った状態ではない事を自覚しつつ、気持ちがしんどくなりすぎない程度に気をつけようと思いました。

だから私個人の意見としては、体調不良者がいるのに無理に客席降りをさせたりするのはやめてもいいし、「お客様の為精神」が行き過ぎて、出演者も観客も逆に辛い状況にならないように劇団には都度柔軟な対応をしてほしいなと望みます。

そして1789は今回の休演で大劇場で今決まっている限りはもう半分の公演が消えてしまいました。

前回の月組公演からの再演を待ち望んでようやくピッタリな現星組メンバーによる公演。

衣装も曲も振り付けも素晴らしすぎる公演なので、どうにか残りの公演は無事誰も無理せずに幕が開くと嬉しいなという思いです。

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