前回の更新から期間が開いてしまいました。
その間にカチャ、あかさん退団発表、星トップ娘役不在発表など驚きのニュースが立て続けにありました。
そして今日突如として発表された衝撃のニュース。
宙組トップスター芹香斗亜さんの退団発表でした。
宙組トップスター・芹香斗亜が、2025年4月27日の東京宝塚劇場公演 宝塚歌劇百十周年紀念奉舞『宝塚110年の恋のうた』、ジャズ・スラップスティック『Razzle Dazzle（ラズル ダズル）』の千秋楽をもって退団することとなり、2024年9月3日（火）に記者会見を行います。
突然の退団発表
正月公演で退団するトップスターの例は極めて稀な為、今回も正月公演の次で退団するものだと思っていました。
こうなると、トップとして大劇場で公演できたのは、2日で中止になったトップお披露目公演と、異例のショーのみのグランエスカリエ（大階段）、そして次回退団公演の３作品。
３作とカウントしても良いのかと迷う程に、通常の公演ができるのは退団公演のみという結末。
望海さんが2番手羽根を背負う前から2番手羽根を背負い、花組の下にいた柚香さんが先にトップになり、2番手8年、やっとトップになれたというタイミングでのこの流れ。
本人にとっても、ファンにとっても本当に本当に気の毒な結末だと思います。
私もその姿をずっと観てきたので複雑な思いもあります。
しかし、個人的には、正直これが妥当なタイミングだったのではないかと思いました。
この正月公演、もしくはその前の全国ツアーなどで、これまでに名前が出た生徒達も退団しそうな気がします。
というか本音を正直に書くと、そうであってほしいと思います。
そして、なぜか今も続投している宙組プロデューサーも、これを機に変わるべきです。
繋がった理事長インタビュー
7月、理事長が「宙組公演が正月公演になる事に迷いは無かった」「宙組はこのメンバーで進めていく」「当面の組替えはない」とインタビューで語っていました。
今思えばこの頃には、正月退団が決定していたからこそ、この発言だったのが理解できました。
4月で大千秋楽になるので、現在組周り中の110期生や、その後に続く111期生の組配属に影響がないよう、そして各組必要となってきた組替えが動き出すキッカケとしても、このタイミングなのでしょう。
やはり元をたどれば、劇団の初期対応のお粗末さ、そして「劇団が全て悪い」と名前が出た生徒を庇い、発言の機会も与えず、何事もなかったかのように扱った事で逆に反感を買い、晒し者になってしまったような感じがします。
やはり、一言でも事件について触れさせるべきでなはかったか、と思います。
それを飛ばしたからこそ、再開公演の挨拶も注目されたし、明日の退団会見もどうするつもりなのでしょうか。
明日の会見は、あくまで退団会見なので、他のトップスターと変わらずの会見なのでしょうが、「退団はいつ決めたのですか？」という定番の質問すら、触れてはいけない、みたいな空気になるかもしれません。
明日の会見の服装すら、白色なのか黒色なのかと注目されてしまいそうだし。
引き継いだもの
そして、この事件に関しては現在のトップスターや幹部達だけの責任ではなく、前任から続いた体制も問題だったと思います。
グランエスカリエの東京公演をSS席で観劇した前任トップと組長は、一体どういうつもりで観劇しにきたのでしょうか。
今回の芹香さんの退団で、恐らく次期トップスターは2番手の桜木みなとさんが濃厚でしょう。
宙組創設からようやく初の宙組生え抜きトップが誕生するかもしれないのに、この流れでは手放しで喜びにくいなって感じになるのも複雑な気持ちです。
ひとまず明日の会見、注目したいと思います。
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