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柚香光「TABLEAU」初日公演レポと感想

観てきました、柚香光さん退団後初コンサート「タブロー」

もう本当に本当に素晴らしい舞台でした!!!柚香爆発。

相変わらずの美しさと格好良さ。

トークのゆるっと感と面白さ。

ダンスはもちろん、歌も進化していて、まさに柚香さんはエンターテイナーであり、スター性が凄い人だなと改めて思いました。

ファン特有の試練、退団後のドレス姿、男性陣との共演などちょっとした不安、受け入れられるんだろうかと怖い部分もありましたが結果、全く心配無用でした。

宝塚を退団してから4か月、柚香さんが再び舞台に戻ってきた記念すべき初日。

開演前のスクリーンには「Don’t miss my new day!! Ray Sep.11」のメッセージ。

この時点で少し泣きそうだし、写真や色使いのお洒落さが相変わらずのセンスの良さ。

トップ時代のグッズはどれも普段使いしやすく、お洒落で可愛かったなと思い出しました。

開演5分前まで撮影OKなのが良心的。

以下、ネタバレ含みます。

そして、曲や流れ、衣装などについてはメモを取っていないので完全に記憶による所なので記憶違いなどあると思いますが、ご了承下さい。

たぶん色々と抜けてる。

とても長いので、気になる所を飛ばし飛ばし読んでもらっても大丈夫です。

目次

オープニング

まだ刈り上げが残る短髪ショート、けれども宝塚時代とはまた違ったお洒落で爆イケな柚香さんの写真の数々がスクリーンに映し出される。

暗闇の舞台中央に柚香さんのシルエット。この時点で客席が「フゥ~~!!」と盛り上がる。

男役時代を思わせる衣装とポーズの柚香さん。

スポットライトが当たった瞬間会場は「キャーーー!!」という歓声に包まれ盛り上がりは最高潮。

https://mainichi.jp/graphs/20240911/mpj/00m/040/059000f/20240911mpj00m040064000p

オペラ無しで見ると現役そのものの柚香さんでしたが、オペラで見るとメイクは女性寄りというか、やはり今までと違って、特に明るいピンクのリップが印象的でした。

華優希ちゃんにちょっと似てるなって思いました。

そしてAdoの「踊」をキャスト陣と歌い踊ります。

この時のダンスが宝塚では見ないような、細かい動きで前衛的というか新しい振付だなって感じました。

その後シンガーのナオさんが「バンバン」という英語の歌を歌い、柚香さんが踊っていましたが、誰の曲かは分からず。

歌詞は全て英語でしたが、最後の結末などストーリーがダンスで分かるようになっていました。

というかこの公演、キャスト陣が一流のシンガーやダンサーで構成されています。

柚香さんが爆踊りする時は歌を迫力あるシンガーが担当、柚香さんが歌う時にはコーラスや、男性陣もバレエ経験者なのかグルグル回る!!

舞台に迫力が増し、柚香さんのダンスも集中して観れるので、とても良い構成でした。

MC

キャスト陣捌け、柚香さんが舞台に1人。

「皆さん、お久しぶりです!」と挨拶。

この公演で「皆さんお久しぶりです」を計10回くらい言ってたので、4か月ぶりの舞台、客席との再会がよほど嬉しかったんだろうなというのが伝わってきました。

客席もそれに答えるように盛り上がり、終始温かい雰囲気で最高でした。

「タブロー」というタイトルはフランス語で「動く絵」という意味。

このコンサートの場面場面がそうであってほしい、みたいな説明をしていたような気がします。

まさにその通り、2時間のコンサートは動く絵として場面場面で記憶に残る事になりました。

タップダンス

衣装替え、TOP HATを思わせるような衣装でピアノを弾きながら歌う柚香さん。

そしてタップダンスまで同時にこなします。その時の柚香さんが非常に楽しそうで、そしてタップダンスも凄い。

舞台広々めちゃくちゃタップダンスしてました。

そして再び座りながらタップ、膝でピアノをコンってする仕草が格好良すぎました。

キャスト陣出てきて、シルクハットを被りケーンを持つ柚香さん。かなり宝塚。

TOP HATの「Puttin on the ritz」のナンバーです。

このアレンジがめちゃくちゃ格好良かった。

この後のMCで踊りすぎて、既に顔が汗ばんでいる柚香さん。

舞台袖から公演グッズのタオルで汗を拭いながら「吸収性が良い」「拭きやすい」とグッズの宣伝に抜かりなく客席爆笑。

「今日は雨の予報ではないのに暑い」と言いながら、シャツのボタンを3つ外す!!!

歓声と「カッコいい!!」と客席から声が上がると「格好つけてるんです」とキザり。

私の隣の席の子が高校生くらいの女の子だったんですが、顔を手で覆ってました。

刺激が強すぎた。こう、さりげなくファンサできる所が素敵です。

星風まどかちゃん登場

結構早い段階で「皆さんお待ちかね、ゲストの星風まどかさんです」と紹介後、柚香さんは捌けて星風さん登場。

こういうゲストって軽いトークと1曲くらいで終わるイメージがあったのですが、ガッツリと場面を設けてくれました。

ソロで「Cool Beast」の「Witness」を歌い上げると、緑の宝塚のショーでお馴染みみたいな衣装を着替えた柚香さん登場。

2人で「リスト」の「愛の夢」、柚香さんソロで「たゆたえども沈まず」

最後は、2人で「グランミラージュ」の「So in Love」を歌いながらデュエダン。

二人でお辞儀する姿を観れたのが本当に大感動。銀橋での光景だ。

その後のトークは二人の仲の良さが伝わるテンポ。

在団中からバク転ができるようになりたいと教室を検索していたれいまどコンビ。

退団後、バク転教室に通い補助ありでバク転できるようになり、メッセージ無しで動画を2回送り付けたまどかちゃん。

柚香さんに質問できるコーナー、教えてタブローも設けられ、シアタードラマシティの思い出や、即興で大阪を一句詠むなどありました。

最後は、まどかちゃんの手を引いて舞台袖までエスコートする姿が胸熱でした。

結構長い時間だったので、ゲスト無しのこの場面はどうなるのかも気になります。

フラメンコ

まどかちゃんのコーナーと、このフラメンコの間に何かごっそり記憶が抜け落ちてる可能性があります。

衣装替えの間、スクリーンに各所で写真撮影する映像と、タブローに込めた思いのインタビュー映像が流されます。

真剣にゆるく答えつつ、くしゃみする瞬間も収められていて、ディナーショーの寝言を思い出しました。

暗い舞台に浮かび上がった衣装が完全にドレスで、一瞬ドキッとしました。

ライトに照らされると、真っ赤な衣装に身を包んだ柚香さん。そしてシンガーが歌い上げるフラメンコの曲。

柚香さん、めちゃくちゃフラメンコを踊る!!

この時、髪型は変わらず金髪ショートだったので女装感も女性感もなく、違和感なく受け入れる事が出来ました。

そしてフラメンコを踊る時の表情が美しすぎて、もう芸術の域でした。まさにタブロー、動く絵。

この後、白いドレスにも着替えドレスが続きますが、やはり髪型は金髪ショートなので唯一無二感があってドレス姿のショックは無かったです。

5分以上フラメンコを踊っていたと思います。

これで終盤くらいかと思いきや、実は中間くらいで、このあと何曲も歌ったり踊ったりする体力が凄い。

1公演で5000キロカロリーくらい消費してるんじゃないかと思う。

このフラメンコの場面が1番印象に残りました。

退団後、スペインに行きフラメンコの特訓をしていたようです。

やはり柚香さんはダンスの人ですね。

ツケマ取れるアクシデント

フラメンコの激しいダンスで左のツケマがプラプラしているのをオペラで発見。

どうするのかなと思っていたらMCで「私まつ毛取れかけてます?」と柚香さん。

「もう取っちゃいましょう」と両目のツケマを舞台上でべりッと取る男気。

「よっぽど皆さんに心開いてないとまつ毛取れない」と後のMCで語る程に、温かい客席でした。

ツケマを取った事で、宝塚時代の見慣れた柚香さんの顔に。こっちの方がやはり安心感ある

衣装は序盤は男役で段々ドレス姿になっていくのですが、メイクは激しいダンスで髪はふんわりセットからストレートに、リップも落ちて薄めになっていったので、ドレス姿の方がいつもの柚香さんって感じがしました。

白ドレスの背中が美しい

再び衣装チェンジ、足元はズボンっぽいですがパッと見は完全に白ドレス。

しかし、顔は金髪ショートのツケマを取った柚香さんなのであまり違和感がない。

Lady Gaga「Born this way」レミゼ「夢やぶれて」Aimer「残響散歌」などを歌います(順不同)

歌も物凄く堂々と伸びやかに歌っていて進化しているのが感じられました。

https://mainichi.jp/graphs/20240911/mpj/00m/040/059000f/20240911mpj00m040064000p

そして見惚れていると、キャストに白ドレスのキラキラ部分を取られ衣装チェンジ

男女シンガーの歌に合わせて柚香さんが爆踊りです。

(シーアの「Chandelier」だったような、それに似たような曲だったと思います。昔CMで聞いたような気がする)

もう凄い。迫力が凄い。体力も凄い。

柚香さんは裸足でした。裸足のダンスって良いですよね。ダンサーしかできない。

男性ダンサー数名に担がれていた場面もあり。

ドレスから覗く白い長い脚も芸術。

もう「ドレス姿」だとか「男性共演者」とかそんなの、吹っ飛びました。

柚香さんはずっと柚香さんでした。

そして、このあとの流れがちょっと記憶曖昧なんですが、全員で髭男の「Stand by you」を歌ってたかな。

どんどんエンディングぽい雰囲気に。

最後の曲です、と歌ったのは小田和正の「言葉にできない」でした。

客席降りはあるか

ありました。

厳密には、公演が終わり、アンコールでジーンズに公演Tシャツを着た柚香さん。

藤井風の「まつり」を歌いながら、30番31番の間を抜けてきて16列前通路下手側に進む。

下手端まで行ってUターン、17番19番の間から舞台に戻りました。(シアタードラマシティ基準)

この近辺のチケットを持っていれば大ラッキーです。

私はちょろっと近くで観れて感動でした。

変わらない柚香さん

以上長々と書いてしまいました。

私がこの公演でとても感動というか嬉しかったのが、柚香さんのMCの時の話し方、笑い方、声が現役時代と全く変わらない事でした。

退団後、元の高い声になり(あ、これが本当の声だったんだな)と寂しさを覚えた経験がありますが、柚香さんは全く変わっていなくて感動でした。

途中のスクリーン映像で「柚香は何も変わらない」と世界の矢沢みたいな事を言っていたけれど、本当に何も変わりませんでした。

退団しても、ドレスを着ても、ずっと今まで観てきた柚香光さんだなと感じられた事が本当に嬉しかったです。

それにプラスしてダンスも歌声の進化も感じられました。

そして可愛らしい一面と、しっかりしたコメントにほっこりするトーク、常にお人柄が感じられる柚香さん。

これから様々なお仕事をされると思いますが、ずっと変わらない素敵な柚香さんでいてほしいし、変わらないだろうなという信頼感があります。

次の仕事はOG公演なので、まだ宝塚感はあると思いますが、その次、どんな仕事をするのか、とても楽しみになりました。

めちゃくちゃオススメのコンサートです。

配信もあるのでぜひ。できれば生で体感してほしいなと思います。

最後まで長文読んでいただきありがとうございました。

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