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上級生含む遺族への謝罪の意向と、音楽学校最低倍率の報道

本日、宝塚音楽学校の合格発表についてのニュースと、宙組の問題で劇団側が遺族に、上級生を含む謝罪を検討しているというニュースが同日にありました。

どちらも、朝から地上波でのニュースで取り上げられており、明日28日には、遺族側弁護士が記者会見を開く事も分かりました。

ただでさえ、毎年取り上げられていた音楽学校の合格発表と、翌日遺族側の会見が開かれるとなると、再びテレビで宝塚の話題を見る事になるのだろうなと思いました。

そして劇団のこれからの方針によっては、ワイドショーで再び連日取り上げられ、袋叩きにされる事になってしまうんだろうな、とも。

目次

過去最低の受験者人数

数日前、宝塚音楽学校の受験者数が過去最低人数を更新した、というニュースを読みました。

宝塚音楽学校は、タカラジェンヌとして舞台に立つために、歌やダンス、芝居などの基礎を学ぶ2年制の学校で、定員40人に対し、例年、数百人が受験する狭き門となっている。

関係者によると、2024年の受験者数は、過去最低だった2023年の612人を下回り、過去最低を更新したことがわかった。

https://news.goo.ne.jp/article/fnn/region/fnn-674715.html

確かに、事件の影響で受験者数は減るだろうなと思っていましたが、まず去年の事件前でも受験人数が612人しかいなかった事に物凄く驚きました。

毎年、わざわざ受験人数を確認していなかったので、ずっと1000人くらいのイメージでした。

コロナや少子化が影響しているにしても、減りすぎでは。

過去の受験者人数と倍率

今年は480人が受験し、倍率は12.0倍だったようです。

 2000年以降の倍率、受験者数、合格者数は以下の通り。

(合格年、期、倍率、受験者数、合格者数)

 00年/88期 20・1倍、1066人(50人)

 01年/89期 19・5倍、973人(50人)

 02年/90期 19・76倍、988人(50人)

 03年/91期 20・4倍、1020人(50人)

 04年/92期 21・32倍、1066人(50人)

 05年/93期 19・68倍、984人(50人)

 06年/94期 20・48倍、963人(47人)

 07年/95期 19・18倍、863人(45人)

 08年/96期 21・38倍、854人(40人)

 09年/97期 27・75倍、1106人(40人)

 10年/98期 25・7倍 1028人(40人)

 11年/99期 23・5倍、940人(40人)

 12年/100期 23・1倍、924人(40人)

 13年/101期 22・0倍、881人(40人)

 14年/102期 26・7倍、1065人(40人)

 15年/103期 26・6倍、1063人(40人)

 16年/104期 26・9倍、1079人(40人)

 17年/105期 26・1倍、1042人(40人)

 18年/106期 24・1倍、965人(40人)

 19年/107期 22・9倍、915人(40人)

 20年/108期 21・3倍、852人(40人)

 21年/109期 17・4倍、697人(40人)

 22年/110期 17・3倍、692人(40人)

 23年/111期 15・3倍、612人(40人)

https://www.daily.co.jp/gossip/2024/03/27/0017476459.shtml

過去20年、やはり記憶の通り、毎年1000人前後が受験していた事が分かります。

コロナが発生した2020年の受験時は、ちょうど志村けんが亡くなるなど、世間が混乱し始めた時期でした。

前年と比べると、まだ60人程しか減少していません。

その後、舞台やコンサートの中止が余儀なくされ始め、エンタメが不要不急扱いになっていた頃。

宝塚も、長期の劇場閉鎖や無観客公演など、苦しい時期に突入。

すると翌年の受験者数は155人減少し、600人台に突入、それから昨年まで600人台から上がりませんでした。

少子化の影響もあるといえど、コロナ前は1000人から900人で安定していました。

やはり舞台が通常通り公演できなくなった時のリスク、親世代を含めた不況、将来の選択肢の多様化など、コロナ禍は、現実的な問題を冷静に炙り出し、考える時間を作ったのだと思います。

宙組上級生を含めた謝罪の意向

そしてこちらも気になるニュースです。

宙組の、ファイナルファンタジーの演目変更が発表されてから、20日以上が経っても何のアナウンスもされていない状況。

先々週ぐらいに、休演日であるはずの月曜日に他の組のニュースが一気に出た事から、そろそろ何か発表があるのではないか、と身構えたファンも多かったであろうに、肩透かしをくらいました。

それからは、花組の千秋楽にはぶつけないだろう、もうすぐ月組の退団公演も始まる、来月には「おとめ」の発売もされてしまう…など

いったいどこで発表されるんだ、とヤキモキしていても何の音沙汰もなく。

劇団から何らかの発表がされる前に、またもや報道で知ってしまう事となりました。

関係者によりますと、パワハラをしたとされる上級生らが遺族に対して書面で謝罪をして、阪急阪神ホールディングスの角和夫会長が遺族に手渡す方向で調整しているということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2588567eddc5487dc9a9b59760ed89b62ac8a6d3

これまで認めてこなかった上級生のパワハラを、上級生が遺族に謝罪するという、絶対に何らかの進展があるニュース。

手紙での謝罪については、ご遺族からの要望かもしれないし、それは今は分からないので、これだけの情報で対面で謝罪しないのは不誠実だ、逃げだ、などと意見をするのは違うかなと思います。

遺族側の会見が開かれるという事なので、もう少し詳しい事が分かるのを待ちたいと思います。

注目される劇団の対応

そして、劇団側も近日中には会見を開くと思うので、ようやく、これからの宙組についての進展が分かるはずです。

個人的には、遺族と合意締結したからといって、すぐに宙組が大劇場公演で、通常通りの公演を行える状況ではないように思います。少なくともファイナルファンタジーをやるはずだった枠では。

何もなかったかのように、はすぐには難しいと思うし、まずは内部を整える事からだと思います。

少しづつ進んでいってほしいです。

今年の音楽学校受験者は、事件前から受験スクールに通い、宝塚歌劇団を目指してきた人が多いと思います。

逆にいえば、記念受験者が減り、様子見もせず、本気で宝塚の舞台に立ちたいと思っている人達です。

ある合格者がインタビューで語っていた「変われる所は変わり、愛される宝塚歌劇団になれば」

という言葉の重み。

これからの劇団の進み方が、今後の受験者数に影響を及ぼす事は間違いありません

本当に響いてくるのは、来年、再来年の受験からだと思います。

受験者が減れば、当然スター候補や技術を持つ生徒が減り、ファンも減っていく流れになると思います。

どうか、これ以上、ファンや、宝塚の舞台を志す少女達を失望させるような道は選ばないでほしいです。

とにかく、今は会見と、今後の方針の発表を待ちたいと思います。

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最後までお読み頂きありがとうございました。

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