今日（4/23）の宝塚では、たくさんの情報が更新されました。
まず、星組公演「夜明けの光芒」ヒロインが瑠璃花夏に決定。
RRRでのマッリの再現性、歌唱力の高さが記憶に新しく、個人的に推していた瑠璃花ちゃん。
このヒロイン決定のニュースは本当に嬉しくて、これからの活躍も楽しみで心躍りました。
そして花組公演「ドン・ジュアン」の先行画像発表。
前回演じた望海風斗さんのドン・ジュアンも最高でしたが、こちらも期待できそうな仕上がりです。
他に、月組初舞台生で休演だった生徒の復帰や、昨日触れた花組公演は無事代役なしで再開できた様で、ホッとしました。
その中でも、やはり注目されたのが6月に再開される宙組公演の公演詳細と「出演者決定」というお知らせでした。
宙組公演詳細
明らかになった「Le Grand Escalier －ル・グラン・エスカリエ－」の公演時間は75分。
まだ宝塚大劇場の日程しか出ていませんが、全15公演、貸切公演はありませんでした。
かなりの短期間公演なので、チケットを普通に取る事は難しいだろうと思います。
この公演を大劇場で観れるのは、かなり限られた人になりそうです。
誤解を生む「出演者一覧」
そして大きく注目されたのが「出演者一覧」
宙組生全ての名前があります。
ただ、宝塚をずっと見ている人は分かると思うのですが、この「出演者一覧」というのは、通常はいつも集合日前に出る物で、これで分かるのは、公演に専科も出演するのかどうか、ぐらいです。
長期休演者がいる場合は、同じくこのタイミングで出る事もありますが。
この発表後しばらくして集合日があり、そこで初めて退団者が分かり、退団者が発表される流れです。
そして、舞台に立たずに集合日付で退団する生徒や、組替えで公演期間に在籍しなくなる生徒の名前は、発表後この一覧から消えています。
名前一覧にあるからといって、全員が絶対に出演するという確定事項ではありません。
しかし、今は宙組に関しては、ファン以外に世間からも注目を集めています。
このような慣例があるにしても、全ての宙組生が舞台に立つ、と誤解されかねないお知らせだなと思いました。
案の定、いくつかのネットニュースで、ミスリードのようなタイトルや本文の記事が上がり、その記事を元にヤフコメなどには心ない書き込みも見受けられました。
生徒全員の名前を見て、動揺するファンのSNSやブログも見かけました。
なぜこのタイミングで出したのか
この公演で退団者や休演者がいるのかどうか、まだ発表がないので分かりません。
通常の公演と違うので、もしかしてとっくに集合日が終わっている可能性すらあります。
そうなると、もうこれで出演者が確定、という事になるのですが。
それならそれで、また思う事はあります。
ただ、恐らく集合日はまだ、と考えると、
「出演者一覧」は集合日の後で、退団者も判明した後で良かったのでは？
と思いました。
この公演自体イレギュラーなので、通常公演通りの慣例に従わなくても良かったし、こういった発表をするから、もしかしたら舞台には立たないのかもしれないのに、世間から叩かれる状況になっていると思います。
そしてこれは、もうこじつけみたいになってしまうかもしれないのですが、昨日は故人と、在団中の双子の妹の誕生日でもありました。
まだ事件から1年経っていなくて、事件から初めて1人だけ誕生日を迎える。
ご遺族の心境は想像するだけで、言葉にできない程とても苦しい状況だと思います。
それなのに、その翌日に宙組出演者一覧発表は無神経すぎませんか。
合意後の母親が発表したコメントからは、劇団への不信感が最後までありました。
しかし、ご遺族の心情で、裁判なりそれ以上の事には発展せずに半年以内の合意という結果になったのです。
なのに合意したからといって、劇団は配慮が足りなさすぎると思います。
いちいち誕生日なんか把握してないよって感じなんでしょうか。
今日このニュースを出す必要ってあったのか本当に謎です。
慣例通りにしかできないのかなと、組織としてやはり変わらないのかなと思いました。
「観たい人だけ観ればいい」というのは、確かにそれはそうだし、観たい人しか観ないと思うのですが、そういった姿勢ってファンの世界で納まるだけなら良いのでしょうが、企業姿勢はスポンサーなり、その顧客も今や厳しく見ているのであって、VISAの冠は無くなり、NHKも「しばらく様子を見守る」と言っている状況で、大丈夫？と思います。
この後集合日があるのか、発表でどうなるのか、まだ分からないので今日はこの辺で。
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最後までお読み頂きありがとうございました。